月々と群青

「三月と群青」が好きすぎるオタクです、検索妨害になってたらごめんなさい

2019年を振り返る

月並みな話題ですね(月々と群青だけに)

 

 

 

こんにちは、群青です。当然だけど私の本名は群青ではないのでこの書き出しを入力するたびになんかもやもやした気分になっています。

 

 

2019年を振り返ってみた感想的な記事になるかなあと思います。ちょっと今ですます調にするかだである調にするか悩んでる。よし......自然な流れで文体を常体に変えることに成功したぞ......!!

 

 

ここからは今年を振り返る記事にしたいと思う。どのように振り返るかはあまり考えていないが、買ったものとか、行った場所とか、そういった話をしたいと考えている。

 

 

 ちなみに随所にAmazonのリンクが貼られているが、これは視覚的にイメージしてもらう時に画像を貼るのが面倒だったからリンクを貼っただけで、このブログはアフィリエイト的なサムシングを登録していない。理由はやり方がわからないから。なのでどうか「こいつ守銭奴かよ」みたいな前時代的な幻滅はしないでいただきたい。別にこのリンクから買ってくださいとかそんなことをいうつもりは毛頭ない。私にインセンティブがないので。

 

 

 

 

なお、この文章が2020年3月に完成、公開された件については特にツッコまないものとする。

今は2019年12月31日である(断言による催眠を図る)

 

 

 

 

 

1.今年買ったもの

 

去年までやっていたバイトが、曜日と履修の兼ね合いでできなくなってしまったため、あまり高い買い物はできなかった。まあ去年までも高いものなんて買ったことはなかったが。バイト頑張ってカメラやらiPadやら旅行やらにお金を使っている同期を見るともっといろんなバイトやっとけばよかったな~~と思ってしまう。どうしよう色々思い出してみてもマジで何も買ってないな。大学で弓道をやっている関係で自分用の弓を買おうと思っていたが結局買わずじまいだった。あ、矢は新しく6本買った。非常にQOQL(Quality Of Q-do Life)が上昇した。それを除くと特筆すべき買ったものといったらこれくらいだ。 

 

 

 

かわいい~~~~~~

発売日に書いてある通り、この商品は2016年に発売されたものだ。しかし全国100万人のタマザラシファンが買い占めてしまい、当時インターネットに疎かった所謂情弱だった私がこの発売情報を知る前に完売してしまったのだ。そしてインターネットで「この大人気商品がそろそろ再販されるらしい」とのうわさを聞き、待って待って待ち続けて1年近く、ついに購入に成功した!というわけである。

ほんとうにかわいい~~~~~~~~~~~~~~~~ので皆さんもぜひ買っていただきたい。

 

 

 

2.今年読んだ本

 

こんな記事を書いていながら、今年は本当に何もしていないのだ。今年読んだ本、、、ないなあ。最後に買った小説は三秋縋の『君の話』だなあと思いながら調べたら2018年7月発売だった。そんな昔か。三秋縋は最高なのでぜひ買っていただきたい。読まなくていいので買って売り上げに貢献していただければそれで構わない。他に読んだ本は暗黒通信団関連だろうか。『極値統計によろしく』『電子レンジのようなもの(仮)を使って重力波を作ろう』『円周率一億桁表 縮刷版』どれも面白い本だった。なわけないだろ。一億桁表なんか1秒で10文字読んでも115日ぶっ通しで読まなきゃいけないだろ。いけるな?円周率一億桁表は暗黒通信団が印刷の限界に挑戦し、非常に小さなサイズでも見分けられるように独自にフォントを作り上げたという。最高の本なのでぜひ買っていただきたい。

 

円周率100,000,000桁表 縮刷版

円周率100,000,000桁表 縮刷版

 

 

 

 

 3.今年読んだマンガ

 

マンガはたくさん読んでいるのだ。それも所謂きららマンガばかり読んでいるのだ。

 

1.まちカドまぞく

 

 まちカドまぞくが2019年7月にアニメ化した。まちカドまぞくは令和で1番面白いアニメ*1なので2期が放送される前に1期の範囲を復習しておこう。1期は1,2巻をがっつり網羅している。

アニメまちカドまぞくが令和で一番面白いアニメなのは誰もが認める事実だろうが、マンガはアニメより数十倍面白い。このマンガはとにかく小ネタのマンガなのだ。コマの隅っこでキャラクターが生きている。背景にも小ネタが詰まっている。以前の記事*2でも紹介したように隅から隅まで読んでほしい。現在5巻まで。

 

2.恋する小惑星

 

恋する小惑星 (2) (まんがタイムKRコミックス)

恋する小惑星 (2) (まんがタイムKRコミックス)

  • 作者:Quro
  • 発売日: 2019/05/27
  • メディア: コミック
 

 天文部と地質研究会が合併した地学部に入部した木ノ幡みら。彼女は子供の頃に出会った同年代の子と、新しい小惑星を見つける約束をしていたのだが、その人と地学部で偶然再会する。新しい小惑星を見つけるために天文の勉強を頑張っていく青春物語である。語彙力がなくてつらい。

作者が理系というのもあり、理系の人なら共感できるエピソードが盛り込まれていて面白い。ちなみに2020年1月からアニメ化しており、これはこれで素晴らしい教育アニメなのだが、マンガのストーリーをすっとばしているため、マンガであった面白いギャグがそぎ落とされて至極まともなストーリーになっており、原作とは別物である。原作・アニメ共に星空の描写が適当でなく本物の夜空情報を使っていて、登場人物のセリフからその日が何年何月何日かわかるようになっていたりする。現在3巻まで。

 

 

.江波くんは生きるのがつらい

 

上二つは4コママンガだが、これは通常のコマ割り。大学の文学部に入った小説家志望の江波くんが生きづらい世の中を 愚痴っていくお話である。江波くんのスレた大学生っぷり、真面目系クズっぷりが非常に共感出来て面白いのだが、なんだかんだ異性にモテているのでそこは自分と違うところ。あとお色気展開は止めてほしい。本当に面白いマンガだったが、3巻で完結してしまった。残念である。終わり方が理想と違ったのも残念。これはもう私の考える最高の終わり方を出版するしかないか。だがそのような暇も画力も私にはないのである。兎角この世は生きづらい。3巻完結。

 

 

 4.ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~

 

 上の3冊はまんがタイムきらら系列だったが、これは関係ないKADOKAWA系列だ。異世界転生とはすこし違うが、魔界に行くのに気球を使っているので同じ星のもとに異種族がいるのかもしれない。サブタイトル?にある通り、ワーウルフリザードマンなどの言語の違いを探っていきながら異種族の生態を研究していく物語。主人公のハカバ(表紙右)はもともと現地研究をしていた教授の教え子でありワーウルフ語はギリ話せるという状況で、現地の、ワーウルフと人間のハーフであるススキ(表紙左)たちと冒険をしていく。ワーウルフの発音は吸気で行う、嗅覚言語が非常に発達しており現地種族同士の会話(発話)は少ない、などの考察がしっかりなされており、言語学に興味のあるものなら読んでみてもよいだろう。現在2巻まで。

 

 

5.不器用ビンボーダンス

 

seiga.nicovideo.jp

Twitterで毎日更新されている2コマ漫画を10日ごとにまとめてニコニコ漫画に投稿されたもの。言葉遊びが秀逸で毎日読みたい代物。この作者の語彙力が欲しい。あと早く就活成功してほしい。私の個人的ベスト5は1話-4,2話-18,14話-132,23話-224,25話-249。あとニコニコ漫画では更新されていないが、Twitterで更新されているその324も面白い。まあ全部読んで欲しい。

 

 

4.今年聴いた音楽

 

高校生までの私はいわゆるアニソンしか聴いていなかった。大学に入ってから、アニソンしか知らないオタクはよくないと思った私はアニソンを聴かなくなった。普通の曲を聴かなかった。何もない人間になってしまった。去年は高校時代の同期の勧めでくるりを聴いた。どちゃハマった。今年も誰かからおすすめされた音楽は何も考えずに聴いていた。来年も誰かからおすすめされた音楽を何も考えずに聴いてみたい。

 

1.水瀬いのり

 

Catch the Rainbow! 【通常盤】

Catch the Rainbow! 【通常盤】

  • アーティスト:水瀬いのり
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: CD
 

 とか言っておきながらのアニソンかよ!!って思われるかもしれませんが私はアニメ水瀬ではなくイケボ水瀬が好きなので許してください

なんだかんだ一時期はずっと聴いていた。といっても特別好きな曲があるというわけではなく、全部の曲がそれなりに好きという感じ。この中で一番好きなのは「brave climber」。ちなみに水瀬いのりの曲で一番好きなのは「三月と群青」。よろしく。

 

 

2.ネットの音楽オタクが選んだベスト平成ソング50→1

open.spotify.com

まともな曲を聴きたいが、あまりに通俗的なものは聴きたくないという思いが強く、何を聴けばいいか分からなかった。ちなみに「まともな曲」の個人的定義は「not「まともでない曲」」で、「まともでない曲」の定義は「アニソン、ボカロソング」。アニメオタクへの偏見がすごい。同族嫌悪ってやつだ。

そんなところにTwitterでこんなプレイリスト(正確にはプレイリストを作成した旨のブログ記事)が流れてきた。そこまで変な曲も(票弄りも)なさそうだったので、この曲たちを聴きこめばいい感じにいい感じの曲を聴ける!と思ったわけである。

この曲たちも一時期永遠にリピート再生をしていた。基本的にいい曲ばかりでよかった。まずいこの章は語彙力がなさ過ぎて駄目だ。1位がくるりの「ばらの花」という過去に聴いたことのある曲だったのもよかった(語彙力)。くるりというグループは私が思っていた以上にすごい(語彙力)グループだったらしい。

www.nicovideo.jp

これは「ノスタルジック」という言葉が一番似合うと思った動画

本当に今まできいたことのなかった名曲が詰まっていて、ジャンルもバラバラで聞き飽きず本当に良かった。たまにあんまり好きじゃない曲もあったりすると微妙な気分になるが。(無料会員なので曲のスキップに制限がある)

特に好きな曲はくるりと後述のcero以外に「イージュー☆ライダー」「歌うたいのバラッド」「群青日和」「ある光」「丸の内サディスティック」このあたりがベスト5だろうか。椎名林檎が好きなのでは?

 

 

3.ヨルシカ

open.spotify.com

流行りの音楽はあまり好まないのだが、複数の同期がハマっていたので、あと敬愛する小説家の三秋縋先生と対談していたということで印象はそれほど悪くなかったため聴いてみた。suis(スイ)とn-buna(ナブナ)の二人によって結成されたバンドである。透き通るような歌声で、楽曲も心地良い。一時期永遠に無限リピートしていた。

しかし、このバンドとは意外な理由でお別れすることになる。実はこの時期に同じタイミングで「マリオカートツアー」というスマホアプリにドはまりしていて、マリカーのBGMをoffにして(SEは大事なのでonで)バックでヨルシカの曲を無限に再生しながらマリカーをプレイしていたのだが、ここで悲劇が起こる。

皆さんは、プルースト効果という現象をご存じだろうか。味覚や嗅覚などの何気ない感覚から、記憶や映像など別の感覚が思い起こされる現象のことだ。マドレーヌ。

 

もう想像がつくだろう。

 

マリカーをやっていないときにも、普通にヨルシカを楽しもうとしているときにも、マリカーの映像がありありと浮かんでしまうのだ。特にスコアが稼ぎづらかったプクプクラグーンで、ベビィピーチがコースの障害物の二枚貝に挟まれて「ピャァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」という耳障りな甲高い声で泣きわめく声が、聞こえてくるのだ。

 

それが無理すぎてヨルシカはもう聴けなくなってしまった。つらすぎる。

 

ちなみにさっき軽く調べてみたところ、プルースト効果は嗅覚のみを指して言うらしい。先ほどの文章を読んで怪訝に思われた方にはこの場で謝罪をしておく。パブロフの犬の方が近いだろうか。しかし本当に視覚情報としてベビィピーチが泣き叫ぶ映像が浮かんでくるとつらいのだ。

また三年くらい経ったころに聴き返してみようと思う。ちなみにマリオカートツアーは4か月ほどで飽きた。割と長い方だと思う。一番好きだったのは「五月は花緑青の窓辺から」 

 

 

4.My Lost City (cero)

open.spotify.com

昨年の11月、大学の学園祭の時期に高校同期に勧められて聴いてみたのだが、その時はゆったりしすぎていて聴き続ける気にはあまりならなかった。上のランキングに入っていた、あと学園祭で高校同期のサークルも演奏していた「Orphans」という曲は非常に好きだったが、他はのっぺりしているなという印象だった。今思うとあれはシティポップという一つのそういったジャンルだったのかもしれない。今年の学園祭の時期にふと思い出して聞き返したところ、前感じていたのが何だったのだろうかというくらいしっくりとハマり、ここ最近はずっとMy Lost Cityのこのプレイリストを聴きながら作業をしている。一番好きなのは先ほどのとおり「Orphans」。

 

 

5.カネコアヤノ

open.spotify.com

高校同期から勧められて聴き始めた。本当にこんなんばっか。

初めて聞いた曲はYouTubeの弾き語りバージョンの「愛のままを」。初めはクレヨンしんちゃんしんのすけみたいな声だなあ(クレヨンしんちゃんは観たことない)と思っていたが、聴いているうちになんというか”よさ”がわかってきて、ここ最近はずっとこのプレイリストを聴きながら活動している。おいさっきのと矛盾してるだろ二重人格かと言われるかもしれないが上の二つを交互に再生しながら本当に生活しているのだから仕方がない。一番好きなのは、どれもかなり好きな曲だが「恋文」だろうか。「愛のままを」もかなり好きで、弾き語りを真似してみようとギターをかき鳴らしていたら一日が終わった日もある。

 

 

 

そのほかにもおすすめされた曲はだいたい聴いているがクラシックとかは名前が覚えられん!ので割愛。

 

 

 

 .来年の展望

来年したいこと。特にない。弓道ができれば死んでもいい。死んでるかもしれない。来年の目標は心中相手を見つけることです。文筆家の本望。お前は文筆家じゃねえ

最近某インテリな人々のネットラジオを聴いているのだが、面白いマンガの話をされていることが多い。今後読んでみたいなあという本を挙げておく。なんと2019年に読んだ本がないというのだから。

1.チェンソーマン

 

これはジャンプで連載されているらしいマンガ。悪魔をチェーンソーで倒す人の話??ジャンプ+で6話まで読んだだけなのでまだ詳しい話は分からないがなんとなくアメコミチックな気がする。まちカドまぞくの作者である伊藤いづも先生がこのマンガを好きという情報を得たので読んでみたい。連載中で既刊6巻。

2.レベルE

レベルE 1 (ジャンプコミックス)

レベルE 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者:冨樫 義博
  • 発売日: 1996/03/04
  • メディア: コミック
 

 HUNTER×HUNTER幽☆遊☆白書などの作者で知られる富樫義博先生のマンガ。これも伊藤いづも先生が好きな本で、先生が影響を受けた本らしいのでいつか読んでみたい。先生曰く「ライトな読者もディープな読者も両方楽しめるマンガ」だそう。

 

3.正直不動産

 売り上げのために嘘もいとわない不動産業界で働く主人公の永瀬財地が、ある日を境に嘘のつけない体になってしまった!というお話。らしい。これは某インテリによるラジオで紹介されていた。面白そうだなあと。あと一時期不動産系の会社にいいなあと思っていたが、嘘をつかなければいけない会社には行きたくないなあと。読んでみたい。今調べていて2017年から連載が始まっていてまだ終わっていないというのに驚いた。なんかナニワ金融道みたいな感じかと思っていたので。連載中既刊6巻。

 

4.銃・病原菌・鉄

 2012年発売の本で、東大の書籍部で売り上げ一位になったこともあるらしい本。恥ずかしながら私はつい最近知った。この無駄な文章を読んでいるような余剰時間の有り余っている人ならこの本は既に読んだこともあるかもしれない。人類史について書かれているらしい。なぜ人類史においてヨーロッパ系の国々が中心となり、アフリカは中心になれなかったのか、といったことだ。特に注目するべきフレーズは「直接の要因でなく究極的要因」だそう。ヨーロッパが中心になった直接の要因は銃・病原菌・鉄の3つだが、究極の要因を探っていこう、というのがこの本の内容らしい。

しかし最近は目の疲れにより小さな文字を読むのがつらくなってしまったのでこういった難しい本を読むのは遠い先の話になることかもしれない。

 

 

 

そんなかんじかな。マンガばっかじゃん。他にこんなマンガお勧めだよ!とかこんな本好きなんじゃない?とかあったら教えてください、こっちはあんまり読まないかも、お金もかかるし。。。(図書館使えばいけなくもないか)

 

 

 6.まとめ

来年もよろしくお願いします(なげやり!!)

 

 

*1:2期の範囲が放送されれば、という話だが

*2:

4月2日生まれが好き - 月々と群青。この文章は2020年3月に書いているので2020年の記事を指している